あなたは
確かに、ズレてますね。
実際、
や
など、臨床例があります。
しかし、カイロプラクティックでいう所の骨のズレは、
上記のご紹介したタイプのものではありません。
ここはご理解しやすい様に、最初に関節の状態について、
正常、亜脱臼、脱臼のことをお話ししてズレについてお話しします。
正常は、関節がキレイにはまっている状態。
(関節面はキレイに適合している)脱臼とは、文字通り、関節が完全に抜けてしまった状態です。
(関節面同士がどこにも接していない)亜脱臼とは、正常と脱臼の中間、不完全な関節の抜けです。
(関節面が一部接している)
ここで、亜脱臼って初めて聞かれた方も多いと思います。
亜脱臼は、脱臼まで至っていない状態、脱臼したと思ったがそこまで悪くなかった状態。
あるいは一度脱臼した後、元に戻ったが関節を構成している組織の損傷などで正常関節とは
異なってルーズになっている状態です。
ここで皆さんは、カイロプラクティックでいう所の骨のズレは
亜脱臼だとお思いでしょう。
しかし、違います。
カイロプラクティックでいう所のズレは、一番左の図です。
赤丸で囲んだところです。
普通の医学的な見方からすると見た目正常なのです。
見た目ズレていないのに、ズレとは?
実は、ほぼほぼ、レントゲン上は、正常に見えるレベル。
カイロプラクティックについて、この部分は、
とてもややこしいお話があります。
しかし、それは次回に!
分かりやすくご説明いたします。
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