扁平手って?『手の姿勢』が悪くなった!?
最近、手を着いて体重をかけると手首が痛い!という方が増えてきます。
見てみると、ほ~んの少しだけ「扁平手」になっている。
多くの方は、この扁平手を改善するだけで、お悩みは改善されます。
扁平手?
足の偏平足は知ってるが、扁平手は聞いたことない、という方が多いはず。
それもそのはず、造語ですので。
そして、この扁平手こそが、諸悪の根源!です。
手の構造は、身体でいえば『手の姿勢』、それが悪くなっているのですから。
手や手首の2つのアーチ
では、その扁平手についてお話します。
写真の様に、足と同様、2つのアーチが存在します。
中島みゆきさんの『糸』では、縦の糸と横の糸がありますが、
手や手首にも、縦のアーチと横のアーチがあります。
全く関係ありませんが、こうやって覚えると忘れにくくなりますので。
手は足の扁平は、違うところがあります。
それは、手や手首の場合、常に体重がかかっているわけではなく
また、生活習慣上、手を丸めたり握る使い方をすることが多いため
縦アーチが無くなることが少ないのです。
そのため問題となるのは、主に横アーチが無くなることです。
今後、単にアーチと言えば、横アーチのこととご理解ください。
扁平手を骨格でみると
左の写真は、アーチのある正常、一方、右の写真は、アーチがつぶれた扁平手です。
左側は、手の甲は丸みを帯びていますね。
それに対し、右側は、グシュっと潰されたような平坦な構造(扁平)になっています。
このサイトを書く理由
私は、KCSセンターで、手や手首の矯正を多く行っています。
その中で、扁平手はよく遭遇するトラブルで、これは改善して行かなければならない
と感じていますので、皆さんにお伝えし、トラブル改善へのキッカケに
なればと思っておりますので、お話をしてゆきます。
なぜ、改善してゆかなければならないのか?
手や手首のアーチは、手を守ってくれる最重要な仕組み!
それを失ったのが偏平手!
だからです!
これから書いてゆくこと
次回以降、手や手首のアーチの大切さ、以下の3点について
具体的にお話しを進めてゆきます。
1 手や手首がスムーズに動く様に
2 クッション性を高め手や手首を守るために
3 神経や腱、血管などが圧迫されない様に
では、次回もご覧下さい。
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