扁平手を改善しよう! 1-1

扁平手を改善しよう!

扁平手って?『手の姿勢』が悪くなった!?

最近、手を着いて体重をかけると手首が痛い!という方が増えてきます。

見てみると、ほ~んの少しだけ「扁平手」になっている。

多くの方は、この扁平手を改善するだけで、お悩みは改善されます。

扁平手?

足の偏平足は知ってるが、扁平手は聞いたことない、という方が多いはず。

それもそのはず、造語ですので。

そして、この扁平手こそが、諸悪の根源!です。

手の構造は、身体でいえば『手の姿勢』、それが悪くなっているのですから。

手や手首の2つのアーチ

では、その扁平手についてお話します。

写真の様に、足と同様、2つのアーチが存在します。

中島みゆきさんの『糸』では、縦の糸と横の糸がありますが、

手や手首にも、縦のアーチと横のアーチがあります。

全く関係ありませんが、こうやって覚えると忘れにくくなりますので。

手は足の扁平は、違うところがあります。

それは、手や手首の場合、常に体重がかかっているわけではなく

また、生活習慣上、手を丸めたり握る使い方をすることが多いため

縦アーチが無くなることが少ないのです。

そのため問題となるのは、主に横アーチが無くなることです。

今後、単にアーチと言えば、横アーチのこととご理解ください。

扁平手を骨格でみると

左の写真は、アーチのある正常、一方、右の写真は、アーチがつぶれた扁平手です。

左側は、手の甲は丸みを帯びていますね。

それに対し、右側は、グシュっと潰されたような平坦な構造(扁平)になっています。

【問題点】

実はこの偏平手、手や手首のトラブルの原因となっていることが多いのです。

しかし、認知度が低く、医学上でも問題視されていないので、放置されている状態です。

このサイトを書く理由

私は、KCSセンターで、手や手首の矯正を多く行っています。

その中で、扁平手はよく遭遇するトラブルで、これは改善して行かなければならない

と感じていますので、皆さんにお伝えし、トラブル改善へのキッカケに

なればと思っておりますので、お話をしてゆきます。

なぜ、改善してゆかなければならないのか?

手や手首のアーチは、手を守ってくれる最重要な仕組み! 

それを失ったのが偏平手!

だからです!

 

これから書いてゆくこと

次回以降、手や手首のアーチの大切さ、以下の3点について

具体的にお話しを進めてゆきます。

 1 手や手首がスムーズに動く様に

 2 クッション性を高め手や手首を守るために

 3 神経や腱、血管などが圧迫されない様に

では、次回もご覧下さい。

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